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2018受検対策第3回 地形図問題その1

こんにちはHooterです。
今回からシルバーコース向けの対策を載せます。
昨年同様、公式の検定対策ではありませんので、ご承知を。
よろしければお付き合いください

 

第3回目からは地形図問題です。
対策しておきたいポイントは
1 尾根と谷を区別する
2 地図記号や地形図と実際の写真を結び付ける
3 等高線を読む
4 整地の問題を解く

 

1 尾根と谷を区別する
平成29年度の出題をみてみましょう。

 

いわゆる「概念図」に関する問題の仲間ですね。山は尾根と谷で構成されていて、それを把握するのが概念図としておきましょう。一般的には尾根は赤色の線、谷は青色の線(破線もある)で表現します。
線をひくことに熱心になりがちですが、山の様子を掴むことがポイントです。

 

そして検定では赤青鉛筆は使わないので、尾根は黒の実線で、谷は黒の破線で整理します。

 

作業1 地図の問題が出題されたら、まずはピークを見つけましょう。地形図の等高線を眺めて、丸や楕円の場所がピークです。ピークは地図の中に複数ある場合もあります。窪地である場合はないの?と思うひとはGOOD!凹地(窪地)は地図記号があります。
この問題は中央下にピークが1つあります。切れていますが三角点があるのでわかるでしょう。

 

作業2 ピークを中心に、等高線が外側に出っ張っている先端を結んでいきます。これが「尾根」になります。
結んでいくと途中で終わっている箇所がありますが、よくみると、曲がっていたり分岐しています。
尾根は全部を引く必要はありません。出題に関連する点の近くの尾根がひければ十分です。

 

作業3 作業2の幹となる尾根をみてみると、この尾根の線から、また等高線が外側に出っ張っている箇所があるので、その先端を結んでいきます。これは支尾根になります。

作業4 尾根が完成したら、今度は尾根と尾根の間をみます。等高線が内側に出っ張っている箇所があるので、その先端を結んでいきます。これが谷になります。

以上の作業が終わったら、概念図の作成はほぼ終了です。
尾根の長さや等高線の密度から、立体的に山を想像してみましょう。

 

ここまで作業をしてから問題を解きます。
谷線上にあるポイントは、イ、エ、オ、カ、ク、シ、ソ ですね。
3が正解になります。

 

まとめ
尾根または谷を選択する問題は出題されやすいので、過去問などで作業に慣れておきたいところです。
検定問題を解くための作業ですので、大雑把に簡潔に作業をしましょう。

 

次回は地形図問題その2です。

 

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