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検定対策 天気・気象 その5

今日はHooterです。
再び天気・気象です。四季の天気をとりあげました。
毎度のことですが専門的な解説ではなく対策のポイントです。

 

今回は春の天気

 

1 特徴
移動性高気圧や温帯低気圧が交互に通過します。
揚子江やシベリアで発生した高気圧が日本に移動してくるので「移動性」高気圧といいます。
温帯低気圧にはいろいろなパターンあります。

 

2 パターンを確認
(1)日本海低気圧
温帯低気圧が日本海にあり、寒冷前線と温暖前線を伴う。
1 日本列島は低気圧の南側、東側に位置。
南寄りの風が吹く(通過前に「春一番」に代表される強風が吹く)⇒風上側の山は暴風雨
温暖前線の記号(半円)の後ろ側から暖かい風が上昇する (天気・気象その3参照)

気象庁HP 日々の天気図から

 

2 低気圧通過後は、日本列島は低気圧の西側に位置。
寒冷前線が通過すると寒気が一気に入ってきて、北西の風が吹く⇒日本海側の山では猛吹雪。
寒冷前線の記号(逆三角形)の後ろ側は寒気。

 

(2)南岸低気圧
太平洋に温帯低気圧があり、寒冷前線と温暖前線を伴っています。
日本列島のほぼ全域が北側に位置し、寒気に覆われ、降雪の可能性がある。

 

(3)二つ玉低気圧
日本海と太平洋で同時に低気圧が進む。日本列島は大荒れの天候

 

3 北高型気圧配置
移動性高気圧が日本海付近までしか南下しないと、南側では低気圧が発生する場合がある。
高気圧から吹き出す冷たく湿った北東の風が吹く。

 

4 帯状高気圧
ゴールデンウィークなどにみられる。
日本の東海上、紀伊半島、中国大陸と複数の高気圧が連なった状態
好天が長続き。
周囲より気圧の高い帯を「ハイベルト」といいます。

 

「南岸低気圧」などの名称とその代表的な気圧配置図を確認しておきましょう。
ネットや山雑誌などで確認しスクラップすることを勧めます。

 

気象庁HPにある「日々の天気図」がコメント付きですばらしいです。
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/hibiten/index.html

Category: ブログ, 傾向と対策