こんにちはHooterです。
今回は「登山史と人物」と「山の歴史」の二本立てです。
登山史と人物
年表の続きです。
1953 | エベレスト初登頂 | イギリス隊 ヒラリー(NZ) | |
1955 | ナイロンザイル事件 | ||
1956 | マナスル初登頂(日本隊が初) | 今西寿雄、加藤喜一郎(槇有恒隊長) | |
1959 | 谷川岳一ノ倉沢衝立岩登攀 | 南博人 | |
1960 | 谷川岳一ノ倉沢衝立岩宙つり銃撃収容 | ||
1963 | 愛知大学山岳部薬師岳大量遭難 | ||
1965 | マッターホルン北壁日本人初登攀 | 芳野満彦、渡部恒明 | |
1965 | アイガー北壁日本人初登攀 | 高田光政 (渡部死亡) | |
1967 | マッターホルン北壁女性初登攀 | 今井通子、若山美子 | |
1967 | 西穂高独標 高校生落雷遭難 | ||
1970 | エベレスト日本人初登頂 | 植村直己 | |
1971 | 女性世界初三大北壁登攀 | 今井通子 | |
1975 | エベレスト世界初女性登頂 | 田部井淳子 | |
1977 | K2登頂 | 重廣恒夫 | |
1979 | グランドジョラス冬季単独登攀(三大北壁) | 長谷川恒男 | |
1980 | カンチェンジュンガ無酸素登頂 | 小西政継 | |
1982 | 谷川岳一ノ倉沢衝立岩フリー化 | 池田功 | |
1982 | 厳冬期エベレストで遭難 | 加藤保夫 | |
1983 | エベレスト転落死 | 吉野寛、禿博信 | |
1984 | マッキンリーで遭難 | 植村直己 | |
1991 | 梅里雪山で17人の遭難 | ||
1991 | ウルタルⅡ峰遭難 | 長谷川恒男 | |
1996 | エベレストで疲労凍死 | 難波康子 | |
1996 | マナスルで遭難(行方不明) | 小西政継 | |
1999 | エベレストで遺体発見 | Gマロリー | |
山の歴史
事項がそれほど多くなく、キーワードで紹介します。
受検対策で参考にした本です。古本屋で手に入るかもしれません。
安川茂雄著「歴史の山みち」 (実業之日本社)
1 棒道 ⇒ 武田信玄が作った軍道
2 佐々成政のザラ峠・針ノ木峠越え ⇒ 豊臣秀吉に攻められ徳川家康に頼るため冬の立山・黒部を横断
3 奥山廻り ⇒ 前田藩が防衛のほか、盗材の防止や資源保護ため黒部一体を監視
4 朝日連峰 ⇒ 直江兼続が軍道(朝日軍道)を開墾
5 お中道廻り ⇒ 冨士講信者の修行として利用された富士山を一周するコース
6 播隆上人 ⇒ 槍ヶ岳開山、岩小屋
7 役ノ小角 ⇒ 修験道の開祖とも。流罪で伊豆に流されるも夜は富士山に登頂し修行(663年)
<上高地の歴史>
準備をしておきたい項目です。
上高地は標高1500m。牧場、上條嘉門次、大正池、マイカー規制のほか上高地と関連のある島々、徳本峠、霞沢岳、焼岳など覚えておいたい事項が多くあります。
「上高地公式ウェブサイト」が素敵なHPです。役立ちます。
http://www.kamikochi.or.jp/about/history/
山の人物や歴史は、小説のモデルや題材になっているので、本を多く読むのも対策になります。
先日はスタッフブログに「役ノ小角」を紹介していましたね。
次回は、初心に戻って山の行動(安全登山)です。