こんにちはHooterです。
地図の続きです。
3 三角点
緯度・経度の基準となる三角点は一等から四等まで4種類。
一等は45km間隔、二等は8km、三等は4km、四等は2km間隔で設置されます。柱石は花崗岩で作成され、一辺の長さや高さは等級で異なります。
最も高い標高にある一等三角点は赤石岳の3121m。
富士山には二等三角点が設置されています。
剱岳で有名な「点の記」は、三角点の戸籍みたいなものです。
詳しくは、国土地理院ウェブサイトをご覧ください。(一等三角点を散歩する)
http://www.gsi.go.jp/MUSEUM/TOKUBE/KIKA5-smain.htm
また全国の一等三角点を紹介するガイド本が出版されています。多少マニアックなのですが知識を深めたい方には参考になります。
4 コンパス
まずは「磁北(じほく)」から。コンパス(方位磁針)のN極が示す方向のことで真北と少しずれます。これを「磁気偏角」といい日本では場所により西に約4°~9°の差があります。東京は約7°で沖縄方向は小さくなり北海道方向は大きくなります。地形図を持っている人は「地形図の基準」をみてください。
また国土地理院ウェブサイトには面白いページがあります。
http://www.gsi.go.jp/common/000148084.pdf
次にコンパスの種類です。ベースプレートコンパスを覚えましょう。受検するなら持っていて損はありません。各部の名称は細かくおさえましょう。
最後に整置です。整置とは地図を正しい方向に置くことです。
詳しくは、検定本の「ナヴィゲーションに使う道具」に書かれています。
「山と渓谷」などの山雑誌では地図読みやナビが定期的にメイン企画になりますよね。記事をスクラップし読み返すことも検定対策になります。