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受検対策 ワースト10を振り返ろう! その8

今日はHooterです。
久々に掲載します。

 

ブロンズコースのワースト問題は今回が最終回になります。
ワースト1がこれです。

 

問75 煮物やご飯を炊くのに適さない鍋の素材 正解率 25.9%

 

「装備・食料」分野からの出題でした。
全体の正解率の高さに対し、正解率が約25%なのは正直不思議です。
もっと正解率が高くてもいいと思います。

 

では、これまで紹介したことを使ってQ75を解きましょう。

 

「適さないもの」を選択する問題です。
誤ったものを選ぶ問題は、選択肢にわからないことがあっても「明らかに間違い」な選択肢をみつければよかったのでしたね。

 

ご飯を炊くのに適する道具について、ご家庭の鍋を想像してください。
ステンレス鍋やアルミ鍋ってよく耳にしますよね。
ホーロー鍋は料理をする人だとわかるかも。ル・クレーゼは有名ですね。

 

この段階で正解がでますね。
なお、ホーロー鍋は重いので「キャンプ」でということが正解の条件ですね。山に運ぶには重い。
最初にステンレス、アルミ、チタンとあって、選択肢がたりないのでホーローを付け加えた印象があります。

 

ホーローを知らない場合は、山の道具からチタンを考えましょう。
山道具としてのチタンの魅力は「軽さ」です。
そして「熱伝導率が高い」ことがチタンのもう一つの魅力。
しかしお湯を沸かすコッヘルはあっても、それでご飯を炊くところをみないですよね。

 

原因を考えると、ご飯を炊くために必要な「火加減の操作」にはチタンは適さないとわかりますよね。
そこで「チタン」が正解だと導くことができます。

 

最終回としてポイントを述べるとすれば
「何故そうなるのかを考えよう」ということです。

 

もうひとつゴールドまで見据えるならば
山の現場で実践してみることも大切です。

 

<昨年の試験対策>
これは前回のブログをお読みください。
ただ素材に関する練習問題を出題しています。
https://yama-kentei.org/?p=2799
 

すべてではないのですが、ブロンズコースのワースト10をいくつか紹介しました。

 

次回からはシルバーコース
ブロンズコースの方も是非おつきあいください。役に立てると思います。

 

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Category: blog, 傾向と対策

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