2017年度の判定会議の結果、下記のような成績が発表されました。
ブロンズコース 最高点97点 最低点37点 平均点 77.2点
シルバーコーズ 最高点85点 最低点38点 平均点 60.1点
ゴールドコース 最高点77点 最低点44点 平均点 58.7点
現在、合格証を印刷しています。もうしばらくお待ちください。
2017年度の判定会議の結果、下記のような成績が発表されました。
ブロンズコース 最高点97点 最低点37点 平均点 77.2点
シルバーコーズ 最高点85点 最低点38点 平均点 60.1点
ゴールドコース 最高点77点 最低点44点 平均点 58.7点
現在、合格証を印刷しています。もうしばらくお待ちください。
今日はHooterです。
事務局からお話しをいただき開始した検定対策も、ちょうど40回目となりました。
10月分はアーカイブだと全て表示されないようなので、スタッフブログを選択し「次のページへ」で遡ってください。
さて検定対策は今回が最終回です。
まずは練習問題から
練習問題1
アルプスの三大北壁の完全登攀に女性として初めて成功したクライマーを次の中から選びなさい
1 今井通子
2 田部井淳子
3 谷口けい
4 難波康子
練習問題2
低体温症の要因として主に3つのことがあげられるが、これに該当しないものを選びなさい
1 濡れ
2 風
3 低温
4 急な高度上昇
練習問題3
次のなかから日本百名山でない山を選びなさい
1 剱岳
2 焼岳
3 燕岳
4 火打山
9月下旬から約1月半と駆け足でしたが、おつきあいいただいた方には、感謝申し上げます。
明日の検定は、悔いの残らないよう、精一杯頑張ってください。
皆さまの合格を心より祈念しています。
是非、受検後の感想などをコメントいただければうれしいです。
合格された方同士の輪を広げていきたいと思っています。
今回で検定対策は一旦終わりですが、
スタッフブログにはお邪魔させていただきますのでよろしくお願いします。
ありがとうございました。
今日はHooterです。
検定まであと2日ですね。
日にちが空きましたが、練習問題を解いてみてください。
練習問題1
2万5千分1地形図で、実際の距離1キロは地図上では何cmになるでしょうか。
1 2cm
2 4cm
3 8cm
4 10cm
練習問題2
中央分水嶺に該当しない山を次の中から選びない
1 甲武信岳
2 金峰山
3 槍ヶ岳
4 赤岳(八ヶ岳)
練習問題3
コッヘルの素材として使われるアルミニウムとチタンに関する一般的な説明として正しいものを選びなさい。
1 アルミニウムはチタンより熱伝導率が高く、丈夫である。
2 チタンは、アルミニウムより熱伝導率が高く、丈夫である。
3 アルミニウムはチタンより熱伝導率が低く、丈夫である。
4 チタンはアルミニウムより熱伝導率が低く、丈夫である。
時間は未定ですが、明日は、最終回をアップします。
ご覧いただければ幸いです。
今日はHooterです。
練習問題いってみましょう。
練習問題1
「種まき爺さん」の雪形で有名な山を次の中から選びなさい
1 白馬岳 2 爺ケ岳 3 祖父岳 4 五竜岳
練習問題2
芳野満彦がモデルである新田次郎の作品を次の中から選びなさい
1 栄光の岩壁 2 神々の岩壁 3 銀嶺の人 4 孤高の人
練習問題3
次の日本百名山のうち、標高が2000mを超える山を選びなさい。
1 美ケ原 2 谷川岳 3 雨飾山 4 早池峰山
今日はHooterです。
遅い時間のアップになってしまいました。
練習問題を解いてみてください。
練習問題1
警察庁発表の「平成28年における山岳遭難の概況」によると、遭難の原因として1番多いのは「道迷い」であったが、2番目に多い原因を次の中から選びなさい。
1 疲労 2 転倒 3 滑落 4 病気
練習問題2
登山計画書の記載事項として最も必要のない事項を選びなさい
1 登山歴 2 非常食の状況 3 住所 4 下山予定日
練習問題3
次の出来事を古い順に並べている番号を選びなさい。
A 白馬岳山頂に初の山小屋がオープン
B 愛知大学山岳部薬師岳大量遭難
C 加藤文太郎 槍ヶ岳北鎌尾根で遭難
D アンナプルナに人類初登頂
1 A ⇒ D ⇒ C ⇒ B
2 C ⇒ A ⇒ D ⇒ B
3 A ⇒ C ⇒ D ⇒ B
4 C ⇒ A ⇒ B ⇒ D
今日はHooterです。
検定まで残り8日!
お届けする最後の分野は「山の雑学」です。
1 難読山名
かつてネットで「日本難読山名コンテスト」が開催され、大分県にある「一尺八寸山」が第1位の栄冠に輝きました。何と読むかわかりますか?
答えは「みおうやま」。これがわかればシルバーコース以上。
ブロンズコースでは百名山レベルと、上高地や燕岳など人気のある場所をおさえておきましょう。
これまでのブログで紹介したものを中心にあげると・・・
皇海山
後方羊蹄山、
武尊山
甲武信岳(甲武信ケ岳)
頚城山塊
燕岳
光岳
徳本峠
2 中央分水嶺
雨水を異なった水系に分ける峰々を分水嶺といいますが、日本海と太平洋にわけるのが中央分水嶺です。中央分水嶺にあたる山名を覚えておきましょう。
那須岳
谷川岳
吾妻山
四阿山
甲武信岳
金峰山
赤岳
私が検定の際に読んだ本で、中央分水嶺をとりあげたものを紹介しておきます。ほかにも興味深い話題が満載です。
ニッポンの山「解体新書」 樋口一郎 東京新聞出版局
3 雪形
春先などに山腹に現れる山肌と積雪が作り出す模様を山麓からみた人々が何かの形に見立てたもので、農作業を始める目安とされる場合も多いのが雪形です。
「白馬岳」はご存知ですよね。もともと「代掻き(しろかき)馬」の雪形が山名の由来になっています。白馬村は「はくば」ですが山名は「しろうま」というのは、年輩が若者に話すネタとしてはあるあるですね。
ほかにも、北アルプスでは、五竜岳の「武田菱」、爺が岳の「種まき爺さん」、常念岳の「常念坊」、蝶ケ岳の「蝶」などが有名ですね。
見え方にネガ・ポジがあるのは知っていますか?
安曇野市のホームページがすばらしい。
4 ハイマツの南限
光岳がハイマツの南限とされています。
ライチョウの生息地と同じくらい出題しやすい内容です。
5 深南部
南アルプスで、光岳より南部の地域を示します。
山慣れした南アルプス愛好家?には、たまらない地域で、名称を覚えておきましょう。
黒法師岳(一等三角点が有名)、大無間岳などがあります。
(※深南部は魅力的ですが初心者向きではありません)
6 メーカー
ザックやガスストーブなどの主なメーカーを把握しておきましょう。
仲間はずれを選ぶ問題などが想定されます。
ガスストーブ
登山靴
ザック
7 山の用語(俗語?)や天気のことわざ
若い方が使うのは「シャリばて」ぐらいでしょうか? 有名なものを覚えておきましょう。
トカゲ
一本立てる
シャリばて
花摘み・キジ撃ち
武器
夕焼けは晴れ
朝焼けは雨
日がさ月がさ出ると雨
8 山小屋と登山道
これは独立したテーマになる分野ですね。
ひとつは、登山道の経路(通過する峰など)です。
また山小屋の開設とあわせて登山道を整備されることが多いので結びつけて覚えておきましょう。
<北アルプス>
表銀座コース 中房温泉 ⇒ 合戦尾根 ⇒ 燕岳 ⇒ 大天井岳 ⇒ 槍ヶ岳
裏銀座コース 高瀬ダム ⇒ ブナ立尾根 ⇒ 烏帽子岳 ⇒ 三俣蓮華岳 ⇒ 槍ヶ岳
<南アルプス>
鳥倉登山口 ⇒ 三伏峠 ⇒ 塩見岳 ⇒ 三峰岳 ⇒ 伊那荒川岳 ⇒ 仙丈岳
椹島 ⇒ 千枚岳 ⇒ 悪沢岳 ⇒ 大聖寺平 ⇒ 小赤石岳 ⇒ 赤石岳
登山道と山小屋
重太郎新道 穂高岳山荘
小池新道 鏡平山荘、双六小屋
柏原新道 種池小屋
伊藤新道 三俣蓮華小屋
徳ちゃん新道 甲武信岳
残り1週間ですね。
検定本などを参考に、個々の項目を深めていただければと思います。
台風も過ぎ好天の連休ですが、山に行きたいのを我慢して勉強されている方も多いのでは?
ということで連休明けから、練習問題を何回かお届けしようと思っています。
チャレンジしてみてください。
今日はHooterです。
11月に入りましたね。検定も近づいてきました。
今回は山での遭難事故です。
1 遭難の概況
警察庁が発表する「山岳遭難の概況」からほぼ毎年出題されます。
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/chiiki/290615yamanennpou.pdf
ポイントは遭難の原因です。
最近は、1位 道迷い 2位 滑落 3位 転倒 が不動の順位。
2 富士山での遭難
世界遺産の登録に伴い富士山での遭難事故が話題になっています。
静岡県警・山梨県警では遭難状況を公表しています。把握しておきましょう。
これまでも睡眠をとらずに一気に登る弾丸登山が問題視されていましたが、夏山シーズン以外の時期での遭難もとりあげられています。
こうした背景の中、山梨県ではシーズン外での富士山登山の計画提出義務付けを内容とする登山条例の制定が検討されています。
新聞やネットで調べておきましょう。
静岡県警察HP
https://www.pref.shizuoka.jp/police/kurashi/sangaku/sangakutoke.html
3 遭難事故
登山史とも関係しますが、身近に登っている山でも過去には痛ましい遭難事故が起こっていることがあります。
代表的な事件をあげておきます。
1 八甲田山遭難
2 木曽駒ケ岳大量遭難事故
3 富士山大量遭難事故
4 西穂高岳落雷遭難事故
5 薬師岳愛知大学遭難
6 吾妻連峰雪山遭難事故
7 トムラウシ山遭難事故
4 その他
遭難以外にも自然災害による事故として御嶽山の噴火を確認しましょう。
また山岳救助制度や山岳保険の知識も深めたいところです。
山の雑誌で遭難対策が企画されると、あわせて紹介されるのでスクラップしておきましょう。
山岳救助制度は、jRO(ジロー・日本山岳救助機構合同会社)のHPを紹介しておきます。
この中に「自救力アップ講座」というコンテンツがあり、各分野の専門家の解説が読めます。
シルバー以上の内容もありますので、山の知識をステップアップしたい方にお勧めです。
有名な遭難事故の多くは文学作品の題材になっており、多くの作品を読むことが対策につながります。
また遭難について学ぶことは検定対策だけでなく、自分の安全登山に役立ちます。
残念ながらGWや連休などがあるたびに山岳遭難のニュースを耳にします。記事をスクラップし、天候や装備、行動など原因を考えてみることも対策の一つと思います。
次回はいよいよ最後の分野です。
その他に確認したいことを「山の雑学」としてとりあげます。
今日はHooterです。
今回は山の音楽。
山の音楽は1題出題されるか否かですが、山には歌がつきものということで対策をたてましょう。
ご年輩の方は得意だと思います。
対策は、山の歌のCDを、歌詞をみながら何度も聴くことです。
私が購入したCDとほぼ同じものが、「山の歌 ベスト」として今年5月に発売されているようです。
今回は、聴いておきたい歌などをあげておきます。
特に地名や山の道具は空欄問題になりやすいので歌詞をチェックしましょう。
* 坊がつる賛歌
* 山男の歌
* 穂高よさらば
奥穂、ジャンダルム、滝谷、北穂、槍ヶ岳、涸沢、横尾、屏風岩、岳沢など
* 雪山賛歌
* アルプス一万尺
小槍、星のランプ、ザイル、チンネ、ハーケン など
また作詞のエピソードで話題となる西堀栄三郎氏をおさえておきましょう。
京大出身。京大山岳部で、群馬県の鹿沢温泉において雪で足止めされていた際に、「雪山賛歌」を作詞したといわれています。
歌詞は掲載できないので各自でチェックしてください。
次回は遭難の概況です。必ず出題されるともいってもいい項目なので、チェックを!