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検定対策 天気・気象 その1

こんにちはHooterです。
今回は天気・気象。出題数が多く早めに準備をしたい分野です。
というのも山小屋や携帯から情報を入手し、自分で天気図を見て考えることは少ないのではないでしょうか。しかも学校の勉強みたいで抵抗感がある人もいるのでは?

 

今回と次回は比較的点数をとりやすい項目ですので、早めに覚えてしまいましょう。
気象庁のHPに「はれるんランド」という子供向けのコンテンツがあり、ライブラリーが参考になります。
http://www.jma.go.jp/jma/kids/index.html

 

天気記号
新聞などで使われる天気を表す記号をここでは「天気記号」としています。
まずは21種類の記号を覚えましょう。
晴れ、曇り、雨、雪、雷は書けるようにしたいです。

出典:気象庁HP
http://www.jma.go.jp/jma/kids/faq/kigou.pdf

 

風は矢羽で表します。矢の方向が「風が吹いてくる」方向です。
例えば南の風とは南から吹いてくる風です。矢が飛んでいく=吹いていく方向だと思うと間違えます。
そして羽根の本数で風の強さを表します。片側6段階×両側2=12段階に風力0があるので、13段階あります。

 

また天気図に地点情報を記入するときは、天気記号の左側に気温、右側に気圧を書きます。気圧は下二桁だけを書きます。
「おあ」と右から左に「あお(青)」と書いてみてください。あ=気圧(あつ)、お=気温(おん)のことです。検定会場でド忘れしたときに思い出せるようおまじないです。

 

次回は雲の種類です。

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練習問題

こんにちはHooterです。
息抜きに練習問題をどうぞ!

 

練習問題1
次の地図記号の名称として正しいものを選びなさい

(国土地理院ウェブサイトより)
1.岩  2.砂れき地  3.がけ(岩) 4.がけ(土)

 

練習問題2 2万5千分1地形図での主曲線の間隔は何mでしょうか。

1.5m  2.10m  3.15m  4.20m

 

 

即答できなければ、もう一度復習を。

 

 

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検定対策 地図その2

こんにちはHooterです。
地図の続きです。

 

3 三角点
緯度・経度の基準となる三角点は一等から四等まで4種類。
一等は45km間隔、二等は8km、三等は4km、四等は2km間隔で設置されます。柱石は花崗岩で作成され、一辺の長さや高さは等級で異なります。

 

最も高い標高にある一等三角点は赤石岳の3121m。
富士山には二等三角点が設置されています。
剱岳で有名な「点の記」は、三角点の戸籍みたいなものです。
詳しくは、国土地理院ウェブサイトをご覧ください。(一等三角点を散歩する)
http://www.gsi.go.jp/MUSEUM/TOKUBE/KIKA5-smain.htm

また全国の一等三角点を紹介するガイド本が出版されています。多少マニアックなのですが知識を深めたい方には参考になります。

 

4 コンパス
まずは「磁北(じほく)」から。コンパス(方位磁針)のN極が示す方向のことで真北と少しずれます。これを「磁気偏角」といい日本では場所により西に約4°~9°の差があります。東京は約7°で沖縄方向は小さくなり北海道方向は大きくなります。地形図を持っている人は「地形図の基準」をみてください。
また国土地理院ウェブサイトには面白いページがあります。

http://www.gsi.go.jp/common/000148084.pdf

 

次にコンパスの種類です。ベースプレートコンパスを覚えましょう。受検するなら持っていて損はありません。各部の名称は細かくおさえましょう。
最後に整置です。整置とは地図を正しい方向に置くことです。
詳しくは、検定本の「ナヴィゲーションに使う道具」に書かれています。

 

「山と渓谷」などの山雑誌では地図読みやナビが定期的にメイン企画になりますよね。記事をスクラップし読み返すことも検定対策になります。

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検定対策 地図その1

こんにちはHooterです。
はじめは地図について。
例年数問が出題されるのでしっかり対策をたて点数を稼いでくださいね。

 

1 縮尺と等高線
2 地図記号
3 三角点
4 コンパス(正置)
をおさえましょう。

 

基本となる参考書ですが、今では立派な「安全登山の基礎知識」(検定本といいます)があります。対策ではHPなども紹介するのでプリントアウトしておくといいです。

 

1 縮尺と等高線
私は山に登るとき当該山域の1:25000(2万5000分の1)地形図を携行します。最近のは多色刷りになりましたね。
この1:25000地形図では、地図上の長さ4cmが実距離で1kmです(4㎝×25000=100000cm=1000m=1km)。これを暗記し実距離から地図上の長さを計算できるようにしましょう。
等高線は同じ標高の点を結んでいて、交差したり、2本に分かれたりすることはありません。
等高線と等高線との間隔が狭いところほど傾斜が急です。

細い線は「主曲線」で10mごとに引かれます。また太い線は「計曲線」で50mごとです。例えば、目的地の山頂と現在地の間に主曲線が20本あれば、山頂とは約200m(190m+α)の高低差があることになります。

 

2 地図記号
地図記号は覚えましょう。たくさんありますが必要なのは山に関連するものです。
検定本にあるものに加え、下記の国土地理院のHPを参考にしてください。
また大小がある地図記号、地図記号の説明も大切です。

 

国土地理院ウェブサイトへのリンク
http://www.gsi.go.jp/KIDS/map-sign-tizukigou-h14kigou-itiran.htm
http://www.gsi.go.jp/KIDS/map-sign-tizukigou-h00tizukigou.htm

 

その他の注意点としては
<地図記号>
ハイマツ地、荒地、噴火口、送電線、電波塔・・・出題されやすい。
万年雪と砂れき地・・・色も覚えましょう
岩、がけ(岩)、がけ(土)、雨裂の違いを把握しましょう。
三角点、電子基準点、水準点、現地測量による標高点、写真による標高点、記念碑、おう地(陸上)・おう地(湖底)・・・覚えていますか?
<大小がある地図記号>
滝 ・・・ 幅20m以上か未満か
せき・・・ 長さ25m以上か未満か
ダム・・・ 長さ75m以上か未満か
<地図記号の説明>
荒地、湿地、ダム、滝、せき、かれ川 ・・・ 国土地理院HPを読んでおく

 

登山に地図は持っていきますよね。「山と高原地図」(5万分の1)があればいいやという方もいると思いますが、2万5千分の1地形図に慣れておくと登山の楽しみが増します。このほか検定本には鳥瞰図や概念図を紹介しています。比べて特徴をおさえておくことも対策になります。続きは次回で!

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はじめまして 受検対策をお届けします

はじめまして
Hooter(フーター)と申します。
第1回目の検定から受検し、初回のゴールドコース検定を合格した者の一人です。

縁あってヤマケンの活動を手伝わせてもらっています。
この度スタッフブログを発信する機会をいただきましたので、
受検経験者として対策などをお届けしていくことにしました。
ブロンズコース中心ですが、シルバーやゴールドを目指す方もお付き合いいただければ幸いです。

受検当時の「こんなことを準備した」内容を講座っぽくお届けするので、
ヤマケン公認の対策講座ではありません。
ご承知おきくださいね。用語なども簡略化することがあります。

合格に少しでもお役に立てればうれしいです。
次回から分野別に対策をアップしていきます。
よろしくお願いします。

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