黄金山は標高800mに満たない低山であるが、火山活動とその後の浸食によって独特の山容を持つ山である。「黄金富士」の別称が示すように暑寒別山塊からは一目で認めることができる。また、地元のこがね山岳会の思い入れは並々ならないものがあるようで、登山道もきっちり整備され、なんと登山口のトイレは水洗である。今回、私の北海道山行でもお世話になったこがね山岳会の渡邉さんの素晴らしい紹介ビデオあるので是非ご覧いただきたい。
http://benri.i-eris.tv/data/20111226koganeyama/koganeyama.html
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黄金山のこと
「地図中心」という月刊誌を知っていますか
先日新宿の紀伊國屋書店に地図を買いにいったら、地図コーナーに「地図中心」という月刊誌が置かれていた。何気なく手に取ってみると平成25年11月刊行の新しい2万5千分の1地形図の特集号(通巻496号)と地図記号500を収録した創刊500号であった。前者は従来版の地形図との変更点や問題点なども率直に書かれていて大変役に立つし、後者も過去の地図記号の変遷が分かり、とても楽しい。ヤマケンのストック問題で戦前に使われた通過困難地の記号などもあり新たな問題も作成できそうだ。
初代ゴールドホルダーSN様の投稿問題
取手市 NS様
現在使われていない俗語、同義語を( )に入れなさい。
ゼルバン( ① ) 雪崩ひも( ② ) ガリー( ③ ) ピトン( ④ ) ひだる神( ⑤ )
A.ハーネス B.ビーコン C.ルンゼ D.ハーケン E.シャリバテ
ヤマケン受検の折、3年間色々なジャンルで山の本、雑学書、ヤマケイの大全集シリーズ、
技術全書等を買いあさり、勉強したなかで思いつかれたものだそうです。
なかなかの難問ですね。
投稿問題2 東京都八王子市 Yさん
Q11:本年5月公開された映画『K2 初登頂の真実』はある有名登山家の名誉を公式に回復する内容となっていますが、この登山家とは誰でしょうか。
- リーノ ラチェデリ 2.アレキ コンパーニョ 3.ボナッティ 4.ジョージ マロリー
Q!2:本年5月公開された映画『K2 初登頂の真実』は1954年ある国のK2遠征の初登頂の内容ですが、これはどこの国でしょうか。
1.スイス 2.オーストリア 3.フランス 4.イタリア
Q13:K2は大変危険の多い山ですが、これまでに何人が登頂に成功しているでしょうか。ちなみにエベレストは5104人です。(2010年現在)
1.302人 2.604人 3.906人 4.1208人
Q14:明治の終わりから大正時代初めにかけて、黄檗宗僧侶河口慧海や東本願寺派僧侶能海寛、西本願寺派僧侶青木文教、多田等観らが仏教の原点を求め、日本人であることを隠して閉ざされたチベットへ入った記録が書かれた本はどれでしょうか。
- チベットの7年 2.チベット潜行 3.チベット紀行 4.西蔵漂泊
Q15:本年6月公開された映画『春を背負って』はある作家が書いた奥秩父の避難小屋の1年の話ですが、映画では場面が立山となっています。さてこの本を書いた作家は誰でしょうか
- 笹本稜平 2.新田次郎 3.木村大作 4.滝本智行
Q16:本年6月公開された映画『ビヨンドザエッジ』はヒラリーとテンジンによるエベレスト初登頂の作品ですが、公開前には息子のピーターヒラリーさんも来日して田部井淳子さんと共に映画イベントに参加しています。さてこの初登頂は何年のことでしょうか。
1.1946年 2.1953年 3.1956年 4.1964年
投稿問題 東京都八王子市 Yさん
東京都八王子市のYさんから問題をいただきました。なかなかの文学者と見受けられます。トライしてみてください。
2013ヤマケン検定問題 山の文学 深田久弥
Q1:日本国内の山では双耳峰の山が沢山ありますが、昭和16年に深田久弥が愛妻を連れて登った際に二つのピークを見て『左の耳は僕の耳、右ははしけやし君の耳』と歌っています。この双耳峰の山はどこでしょうか。
- 谷川岳 2.鹿島槍ヶ岳 3.筑波山 4.雨飾山
Q2:深田久弥は基本的には彼の個人的な登山の楽しみを追求していますが、一方戦後日本のスポーツ組織の中へも国体監督として参加するなど、山岳スポーツ普及にも貢献しています。彼が監督として参加した国体はどれでしょうか。
- 昭和25年愛知国体鈴鹿山 2.昭和27年山形国体鳥海山 3.昭和39年新潟国体飯豊連峰 4.昭和44年長崎国体雲仙
Q3:深田久弥が鎌倉文士と呼ばれていた時代の特に昭和16,17,18年ころ、戦争が激しくなり錬成的な団体行動が要求され自分一人で山登りを楽しむのは非国民視されるような空気の中で世間から逃れる様な山登りを行い、この雰囲気が読み取れる山行記は次の内どれでしょうか。
1.瀟洒なる自然 2.わが山山 3.をちこちの山 4.山頂の憩い
Q4:深田久弥は日本百名山後記で、私のふるさとの山として是非百名山に入れたい山があったが、しかしまだ自分が登頂していないという理由で割愛した。しかし今後再版の機会があったら差し替えたいと記載している。この山はどれでしょうか。
- 富士写ケ岳 2.大無間岳 2.オイヅル岳 4.守門山
Q5:日本百名山選定基準に深田久弥は、第一に山の品格、第二に山の歴史、第三に山の個性、付加条件として、およそ1.500m以上の山という内容で選定した。1.500mの条件に当てはまらない山が二つあるが一つは筑波山、ではあと一つはどれでしょうか。
- 開聞岳 2.荒島岳 2.伊吹山 4.大台ケ原山
Q6:作家深田久弥の名での山の紀行や随想の処女文章は昭和5年東大新聞に出した『僕のリュックサック』と言われている。大正12年頃の三ツ峠や本社丸などへの山行が記載されているが彼がこの当時に愛用していたリュックサックはどこの製品だったでしょうか。
- 山友社たかはし 2.小川テント 3.ミレー 4.片桐
Q7:『僕のリュックサック』など深田久弥が新聞や雑誌に載せた数多くの紀行や随想を昭和9年に一冊の本にしたのが、彼の初めての山の本と言われている。ではこの本の題名は何でしょうか。
- わが山山 2.山岳展望 3.山の幸 4.わが愛する山々
Q8:大正15年7月に深田久弥はまだ登山道も無い朝日連峰を、朝日鉱泉から鳥原山、大朝日岳、以東岳、大鳥池、落合と縦走しましたが、この時の日程(徒歩で入山口から歩き出し、徒歩で下山口到着)は何日だったでしょうか。
1.4泊6日 2.6泊7日 3.9泊10日 4.12泊13日
Q9:深田久弥は石川県の雪国出身であるが、スキーは東京へ進学してから登山技術の一環として習得したようである。また終戦後、家族の疎開先であった越後湯沢での生活でも熱心にスキー術を練習している。では当時、彼が使っていた板と靴との締具は何でしょう。
- カンダハー 2.ヒッコリー 3.フィットフェルト 4.ジルブレッタ
Q10:日本百名山は雑誌『山と高原』に昭和34年3月号から50回、毎月2座ずつ連載されて完成した。最終回の昭和38年4月号に紹介されている山は富士山ともう一つはどの山でしょうか。
1.利尻岳 2.宮之浦岳 3.筑波山 4.白山
この山はどこでしょうか?
今週末、山に行こうと思ってガイドブックを読んでいました。読んでみて、これは問題になるなと思い、練習のつもりで問題を作成しました。で、次の空欄の所に入る言葉〔地名〕を記しなさい?
北信濃から見える( )山、飯縄山、黒姫山、斑尾山、妙高山は、北信五岳と呼ばれ、地元の人に親しまれています。この中で( )山、飯縄山、妙高山は、かつて山岳宗教の厳しい修行の場であり、それにより編み出された技は( )や飯縄の忍法を生み出すことになりました。さらに、( )には岩戸伝説、鬼無里には鬼女紅葉伝説、一夜山伝説、虫倉山には山姥伝説があり、( )流忍術、飯縄忍法とともに興味の尽きない場所です。
我、蕎麦を食べに、山に登る。
ゴールド保持者の座談会
6月14日、東京・四谷で、ゴールドコースの合格者にお集まりいただき、ヤマケンに、いろいろなご意見、アドバイスをいただく機会がありました。さすが、ゴールド保持者の方は山の知識が豊富で、大変参考になりました。