神奈川県のIさんから問題を投稿いただきました。難読山名の問題です。
1.雲母峰 2.後方羊諦山 3.父不見山 4.皇海山 5.梅花皮岳 6.本富岳 7.光岳
投稿ありがとうございました。
答え: 1.きららみね 2.しりべしやま 3.ててみえずやま 4.すかいさん 5.かいらぎだけ 6.もっちょむだけ 7.てかりだけ
神奈川県のIさんから問題を投稿いただきました。難読山名の問題です。
1.雲母峰 2.後方羊諦山 3.父不見山 4.皇海山 5.梅花皮岳 6.本富岳 7.光岳
投稿ありがとうございました。
答え: 1.きららみね 2.しりべしやま 3.ててみえずやま 4.すかいさん 5.かいらぎだけ 6.もっちょむだけ 7.てかりだけ
恵那山の帰りに、シラビソ高原に行ってきた。ヤマケンの問題に、ここからの眺めの山座同定が出題されていたので、どんなところか確かめたくなったからだ、天気はもうひとつで展望も良くなかったが、たぶん荒川岳だと思う、雪をかぶった精悍な姿が垣間見られた。ヤマケンのスタッフには南アの深南部が好きな人がいるんだって。来年の夏には荒川三山にでも行くか。
三つ峠には何回も通ったが、車でアプローチをして、四季楽園で酒を飲んでばかりいた。晩秋の一日、恥ずかしながら天下茶屋に初めていった。ヤマケンにも「富士には月見草がよく似合う」の問題が出題されていたので、太宰治の石碑をじっくり見てきた。太宰治は3ヶ月天下茶屋ですごし、ここで眺めた折々の富士山や滞在を『富嶽百景』という短編を書いたそうだ。
山の知識検定を終えて自宅に帰ってくると、日本テレビで「イモト、ついにヒマラヤへ8163mマナスル登頂SP」をテレビでやっていた。イッテQ登山部なるものが、ガイドに連れられていろんな山に挑戦するという番組らしい。こんかいはヒマラヤの8000m峰マナスルに挑戦した番組だ。それにしてもイモト、高度に強くて、よくがんばった。
一度、ヤマケンも受験してもらいたいな。
山の知識検定が東京・大阪で開催されました。みんな真剣に問題にチャレンジしていました。年に一度、大学の教室で山の知識を確認するには良い機会だったのではないでしょうか?お疲れ様でした。今月末には、結果がお届けできると思います。
我学びて、山に登る-。
「八ヶ岳はいい山である。」の書き出しで始まる山口耀久の「北八ッ彷徨」は山の名著である。山口耀久氏は獨標登高会を創設したクライマーであり、後立山不帰Ⅱ峰東壁など数々の壁を開拓したパイオニアでありながら、なぜか北八ッをのんびり遊ぶ詩人であり、文学者である。それもそのはず、山の文芸誌「アルプ」の編集委員も務めていた。
「北八ッ彷徨」を読むと、八ヶ岳に本当の自然が残っていて、原始の森の臭いがしている頃、まだ麦草峠に国道が通ってなく、峠に車の渋滞なんぞ想像できない頃、北八ッの深い森の中を縦横無尽に天幕を担いで徘徊していた。それに比べると、我々はバスや車でほとんどの行程をアプローチし、しっかりとしたトレースがで踏み固められた他人のトレースをはみ出さないように辿っているだけだ。山口さんたちが原始の臭いをいっぱい残っている北八ッの森を自由活発に彷徨している。山口さんたちは、気のあった仲間のパーティーと好きなところに天幕を張りながら静謐でおおらかな森の中を自由に彷徨っているさまを想像すると、うらやましくも思える。
それでも北八ッはいい山である。この山口耀久の「北八ッ彷徨」を一度読んでもらいたい。
登山家で紙幣に肖像が採用されている登山家がいます。誰でしょうか?
1953年5月29日、テンジン・ノルゲイと人類初のエベレスト山頂にたったこの人は、ニュージーランドの5ドル札に肖像が乗っています。
おわかりですね。エドモンド・ヒラリー。ニュージーランドの登山家・冒険家。エベレスト山頂に初めて立った人としてあまりにも有名です。1953年、イギリス王室より期し勲章を授与。1995年には英国最高勲章であるガーター勲章も授与された。
ヒラリーとテンジン・ノルゲイは、覚えておいてほしい名前です。
シルバーを受けようとする人は沢登りも愉しんでいるとおもいます。川の徒渉、川を渡るときのロープワークを確認しておいてください。
また、雪山の基礎知識、アイゼンの履き方、歩き方。また、凍傷にならないための方法、なったときの対処法も必要です。
今月末には立山は真っ白に覆われると思います。楽しみですね。
古い「星と嵐」新潮社刊が出てきた。昭和48年に出版されたものだ。ガストン・レビュファが書いて近藤等が訳した名著で当時の岳人は挙って読んだと思う。この本には参考地図と用語解説が丁寧に書いてある。山をよく知らない人にと書かれたものだと思うが、親切だ。そのなかに書かれた用語を下記に記す。過去にも山の用語が出題された例がある。
1.バットレス 2.クラック 3.フェース 4.ピトン 5.クーロアール 6.スラブ 7.ベルンシュルント 8.ホールド 9.オーバーハング 10.トラヴァース 11.ピッチ 12.バンド 13.チムニー 14.テラス 15.ツルム 16.チョックストン 17.メタ 18.ビレー 19.カラビナ 20.アンザイレン
シルバーコースの方はすべて知っていてほしい山の用語だ。
ゴールドコースの気象の問題は正直言って少々難しい。雷雨やゲリラ豪雨などの激しい気象現象が起こりやすい気圧配置等も確認しておこう。また、山で一番怖い雷についてもどう対応するか確認しておこう。
「山の気象大全」山と渓谷社刊が参考になると思う。
ヤマケンの問題で正解率が悪いのが山の先人たちの問題です。ゴールドを受けようという人は今までたくさん山の本を読んでこられたので知っているようですが、最近山を始めた人は苦手なようです。
もちろん山の本を読まなくても山はいけますが、山の先人たちから学ぶこともたくさんあります。 -我、学びて山に登る。-
知っていてほしい山の先人たち。出来れば読んでもらい先人を挙げます。
エルゾーグ ガストン・レビュファ ヘルマン・ブール ラインホルト・メスナー ピーター・ハーベラー エドワード・ウインパー エドモンド・ヒラリー テンジン・ノルゲイ
加藤文太郎 小島烏水 冠松次郎 柴崎芳太郎 植村直己 長谷川恒男 松涛明
では、問題:写真のサインは誰のものでしょうか?
今歩いている傾斜はどのくらいあるのだろう?2万5千分の1の地形図を見て分かるだろうか?シルバーはこんな問題も予想されます。
そうそう、この入笠山はスズランの花として知られているそうです。覚えておいてください。
ゴールドの方にはこの条例の主旨と主な花を知っててほしいと思います。
昭和40年後半から山野草や野生ランのブームが起こり、高山植物も心ない人による不法採取や盗掘が相次ぎました。そこで、山梨県は高山植物を保護するために全国に先駆け「高山植物保護に関する条例」を制定し、貴重な高山を守る活動を始めました。この条例では採取や損傷行為の禁止と栽培と販売業者の届け出制を義務づけがなされ、違反者には3ヶ月以下の懲役または30万以下の罰金を課しています。
現在では22種が指定され、種の保存法によりキタダケソウ、アツモリソウ、ホテイアツモリが指定されて、全面的に採取、譲渡が禁止されています。
都内の園芸店や山の麓の高山植物を販売している所によると山の花が販売されていますが、いつもどこから採ってくるのか心配になります。たぶんきちんと栽培して販売しているのでしょうが、余計な心配をしてしまうのはへー助だけでしょうか?
問題1:キタダケソウを見分けられますか?ハクサンイチゲと似ていますね。
問題2:次の花から「山梨県高山植物に関する保護条例」に守られている花をあげなさい?
1. キタダケソウ 2.キタダケトリカブト 3.タカネビランジ 4.タカネマンテマ
※現在規則で定める特定高山植物は次の22種である。キタダケソウ、キタダケキンポウゲ、キタダケトリカブト、クモイカグマ、キタダケデンダ、ホテイアツモリ、キバナノアツモリソウ、アツモリソウ、カモメラン、タカネマンテマ、タカネビランジ、ホウオウシャジン、ユキワリソウ、クモイコザクラ、コマクサ、ハコネコメツツジ、チョウジコメツツジ、ムシトリスミレ、ヒメシャジン、ホテイラン、チシマギキョウ、ニョホウチドリ。また1994(平成6)年以降、種の保存法による希少種にキタダケソウ、アツモリソウ、ホテイアツモリが指定され、採取、譲渡が全面的に禁止となった