「山の雑学百科」岳人編 東京新聞発行
この本は山の雑学を10章に分けて面白おかしく書いてある。この本は岳人に連載中の「山の雑学ノート」を纏めた本で、25人の著者が専門分野を楽しく書いている。問題づくりに非常に役立つ本だ。
この本を読めばゴールドコース間違いなし。柴祐治さんのイラストも楽しい。肩肘張らないで電車の中でも読める本です。
「山の雑学百科」岳人編 東京新聞発行
この本は山の雑学を10章に分けて面白おかしく書いてある。この本は岳人に連載中の「山の雑学ノート」を纏めた本で、25人の著者が専門分野を楽しく書いている。問題づくりに非常に役立つ本だ。
この本を読めばゴールドコース間違いなし。柴祐治さんのイラストも楽しい。肩肘張らないで電車の中でも読める本です。
ニッポンの山「解体新書」東京新聞発行 樋口一郎著
岳人の連載「新釈ニッポン百名山」でいつも面白い記事を掲載している山岳学思索の虫・樋口さんの山での思惟の集大成。山での体験とひらめきが面白く書かれている。2013年度のヤマケンの推薦図書にします。山の蘊蓄と、へぇ~と思うようなことがたくさん書かれています。
3月23日(土)に日本山岳会科学委員会主催のフォーラム、「登山を楽しくする科学(Ⅴ)」を聴講しました。当日は、5時間という長丁場にもかかわらず、満席の状態で200名以上が参加しておりました。講師の先生方は3人でしたが、いずれも興味深く、楽しい内容のお話でした。特に、新聞でも大きく報道されました「立山・剱の氷河」について講演された福井さんのお話は、、調査の現場でのご苦労や今後も新たな氷河発見の可能性もあるのでは等々、これまでの研究成果を大きく書き換える内容でした。今回、氷河として認定されたことから、国土地理院の地形図に「三ノ窓氷河」と表記するよう関係機関と通じて働きかけもしているようです。資料としていただいた冊子も立派で、感心しました。
富士山が拝める日が増えたと朝日新聞朝刊(2013.2.24)に書いてあった。最近は黄砂とPM2.5とかで実感はないが、ある晴れた日に富士山の左奥にかすかに真っ白な南アルプスの山が見えたので、カシミールで判定してみたら、やはり北岳、間ノ岳、農鳥岳は可視できると判定された。20万分の一の地図を購入した甲斐があった。
昭和36年の山用具のカタログを見つけた。その序章が気に入ったので掲載してみる。当時の山用具商社の真摯な心意気とアルピニズムを感じられる。また、「山の遭難が絶えず、尊い若い命が失われていくのを見ると何ともしても痛恨の極みです。山で死んではいけない」と書いてあります。「尚、ピッケルのページも掲載してみた。ヒッコリーのピッケルが1800円。ミッシャベルというスイス製のピッケルが3600円。しかし、当時の初任給はいくらだったのでしょうか?
風人社という所から「KAZWSAYAGE」という小冊子が出版されている。その中に、山の知識検定の記事が掲載されていた。このブログに再掲載しておきます。そのなかに正答率が低かった問題も出ていました。チャレンジしてみてください。
松本駅で播隆上人の銅像を見てから、播隆上人はどんな人だったのだろうかと思い、新田次郎の文庫本「槍ヶ岳開山」を購入して読み終えた。槍ヶ岳、播隆上人、新田次郎、直木賞受賞作「強力伝」の関係を覚えておいてください。
エベレストより高い山
1920年頃からエベレストより高い山があるということで探検家や登山家に話題になったことがある。アムネマチンというチベットの山で、カイラス山6638m、梅里雪山(メイリーシュエシャン)6740mと並んで古来チベット仏教三大清山の一つだそうだ。へぇー、知りませんでした。1966年に6282mと確定したそうです。なぜかこのアムメマチンの上を飛ぶ飛行機の高度計が狂うという説もあるようです。
これも、居酒屋での酒飲み話でした。古い山の先輩たちは物知りです。
ネパールからOさんが来たので山の仲間が集まり、いつものように居酒屋でヒマラヤの山談義。そこで、ヒマラヤの8000m峰の中でどこが一番危険なのだろうかという話になった。挑戦者に対する死者の割合を死亡率として計算したデータがある。それによると一番易しい(死亡率が低い)のはチョー・オューで1.54%、難しい方から二番目がK2で26.49%、では一番死亡率が高いのはどこでしょうか?
1.ナンガパルバット 2.エベレスト 3.ダウラギリ 4.アンナプルナⅠ峰
このリストによるとアンナプルナⅠ峰が38.22%で一番危険な山です。ちなみにエベレストは4.29%で11番目でした。
3月になると里山からだんだんと春を感じます。雪解けの側から蕗のとうが顔を出し、お天気が良ければヤッケもザックに括り付け、汗をかいて山を登ります。里山で見つけたスプリングエフェメラルをお届けします。