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日本最古の一等三角点は 長野県 原村岳志さんからの問題

Q.日本最古の一等三角点はどこか?
① 富士山  ② 筑波山  ③立山  ④ 雲取山
「一等三角点総覧」によると
日本最古の一等三角点は、筑波山で
点の記に「明治11年に内務省地理局ニテ埋定」の文字があり、
陸地測量部以前の作業だとこと。

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山の名著

山の名著 明治・大正・昭和戦前編 近藤伸行編 自由国民社刊
これまた本屋での衝動買いだが、パラパラとめくると面白そうなので購入してしまった。近代日本の登山史に輝く登山家のダイジェスト集のようなものだが、昔の登山家が何を考え山の望んだか、交通機関も装備も今とは全く違う当時の熱い思いが伝わるようだ。
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山とスキーの広告画文集(辻まこと)山と渓谷社刊

東京駅八重洲に広さは一間の小さな登山専門店があった。秀山荘という山とスキーの専門店でヘースケなんぞのペエペエはなかなか敷居が高く店に入るのにも勇気がいった。登山の専門店が、派遣店員なんぞではなく本当に山が好きな店員と、山に夢中な若者が語り合える、そんな古き良き時代の山の店だった。その秀山荘の広告画を一手に描いていたのが辻まこと画伯。画伯と言うより山好きなおじさんだが、この絵がどうして実に面白い。山と渓谷もいい本を発刊した。
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山と渓谷・復刻版文庫

本屋をぶらぶら彷徨いていたら「山と渓谷1.2.3復刻撰集」(ヤマケイ文庫)が平積みされていた。昭和5年、世界恐慌のさなか22歳の川崎吉蔵という早稲田の学生が日本で初めての山岳雑誌「山と渓谷」を創刊する。創刊号は信条の後に、一月の前穂・奥穂(小笠原勇八)、吹雪の一日・蓮華小屋(冠松次郎)等の記事が続き、当時の登山者の熱き思いが感じられる。二号以降も、松方三郎、田部重治、黒田初子。吉澤一郎等の錚々たる著者が寄稿している。川崎吉蔵氏は広告に対する重要性を理解し、三越、松屋、サロメチール、片桐商店、山崎靴店、森靴店等が書籍の広告と共に掲載されている。
創刊から80余年、登山の大衆化と共に「山と渓谷」は日本の登山界に貢献してきたが、果たして、現在の山と渓谷は川崎吉蔵のスピリッツを継承しているのだろうか?新しいことに取り組むチャレンジ精神があるのだろう?ロープにぶら下がっているばかりで、トップで壁に取り組む勇気があるのだろうか?
辛口のコメントはこれくらいにして、とにかく読んでみたらどうだろうか。実に楽しい。
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雪崩テスト

雪崩の弱層テスト
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テレマークの初滑りをしてきた。ザックのポケットからこのような「雪崩の弱層テストJ.W.A.F」というカードが出てきた。このカードにはおもりと角度計がついて山の斜度を測れるようになっています。ヘースケはザックのポケットにいつも入れています。
そこで問題。
ハンドテストでの目安に「手首だけで引いたら剥がれた」、スキージャンプテストでの目安に「ブロックにのるか、屈伸したら崩れた」と記載されている。ではこの項目に当たる「行動の可否」はどう記載されているでしょう。
①危険 ②行動不可 ③注意 ④行動可能
もう一つのカードは「ショベル・コンプレッション・テスト」。このカードに記載されている、記号評価CTV、「切断の目安・積雪内部の弱層の破壊」は4角柱を切り出している最中に剪断、「ショベルに加える力」は、なし、ではこの蘭に記載されている「積雪の安定度と行動の可否」は、どう記載されているでしょう?
①非情に不安定・危険・中止 ②吹溜・急傾斜地は注意 ③概ね安定・注して行動 ④不安定・行動変更・中止
このカードの裏面には「雪崩の危険を知る(雪崩れ地形と積雪を不安定にする気象)のチェックリストが記載され、行動を決定する前にしっかりと雪崩の危険判断を促している。
問題1.○○に記入されている数字はどれか? 
雪崩の発生しやすい地形とは、斜面の傾斜が○○度から○○どの範囲にある。
① 30~45 ② 10~20 ③20~30 ④5~10
問題2.積雪を不安定にさせる気象とは?
降雪量が○○cmを超えた(24時間以内)
① 30 ② 10 ③20 ④5
問題2.積雪を不安定にさせる気象とは?
強い風が吹いた(風速○○m以上)
① 7 ② 2 ③30 ④20
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※雪崩は「こんなところで起こるの」といった処でも発生します。弱層テスト等でチェックするのはもちろんですが、各自で判断できるよう訓練しましょう。
こんな問題はブロンズコースでは出ないと思います。

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ワンダーフォーゲルとは

ヘースケのまわりには大学ワンゲルOBがたくさんいる。何奴も只の酔っぱらいだが山に行くと不思議にシャンとする。最近ワンダーフォーゲルという雑誌が出たが、ワンダーフォーゲルとはどんな意味でしょうか。
 ワンダーフォーゲルは直訳すれば渡り鳥だが、この「渡り鳥旅行」は1896年ドイツ・ベルリンのカール・フィッシャーが始めた青少年の野外活動で、山野を歩き自然に親しみ未知の地を歩き、見聞を広め明日の見識と教養を養おうといった青年運動だった。
日本には昭和8年、文部省に奨健会ワンダーフォーゲル部が設けられ、国による健全な青少年運動として宣伝普及され大学を中心にして発展していった。
本場ドイツでは1910年代に運動が全土に広がるが、ワンダーフォーゲルは戦争忌避的な個人主義、個人の享楽主義のようにとらえられ戦時下に批判が出て、一部はナチ化しヒットラー・ユーゲントに吸収される。
 大学のワンゲルや山岳部には、自分たちの部歌がある。ヘースケの仲間のワンゲルにもすばらしい部歌がある。
では、問題①
森深く 迷い辿れば 古き鉈目は 導きぬ 人の心のしみじみと なつかしうれし 小暗きみちに・・という「なため」という歌がある。この部歌を持つ大学はどれか?
① 立教大学 ②明治大学 ③慶応大学 ④早稲田大学
問題②
ワンダーフォーゲル活動を始めた人は誰か?
①カール・シュランツ ②カール・フィッシャー ③ベーデン・パウエル ④アドルフ・ヒトラー

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ライチョウの話

上野動物園には日本のライチョウに亜種、スバールバルライチョウがいます。ノルウェーのスバールバル諸島に生息しているそうです。真っ白な羽毛に包まれて、ふて腐れているかのようにじっとしています。ライチョウは氷河期の生き残りといわれ、絶滅しないで生き延びてきたことは奇跡に近いそうです。そこで国の特別天然記念物に指定されています。
日本で絶滅しないで生きてきたには、①多雪と偏西風により、本来より低い位置に高山帯があり、そこにハエマツが生えており営巣場所を確保でき、敵の目から隠れる場所があることと言われています。日本は北アルプスで比較的簡単に目にすることができますが、ライチョウのフィールドを大切にしてきたいですね。
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写真:スバールバルライチョウ
では、問題② ライチョウを県の鳥としてしている県があります。どの県でしょう?一つとは限りません。
1.長野県  2.新潟県  3.岐阜県  4.山梨県  5.北海道
では、問題③ 県の動物(獣)としてカモシカを指定している県はどの県でしょう?
1.長野県  2.新潟県  3.岐阜県  4.山梨県  5.北海道

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上野動物園と鹿のウンチ

鹿のウンチの話
なぜか何十年ぶりに上野動物園に行ってきた。そこの看板で見たから問題です。ウンチでカモシカと鹿を見分ける方法を知っていますか。動物園って勉強になりますよ。
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ブータンのGNHとは

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国民総幸福GNHとは
ブータン国王が美女のお妃様を連れて来日した。東日本の被災地をまわり、被災している方をお見舞いしてくれた。九州とほぼ同じ面積のブータンには、国民がどれだけ幸福かを示すGNH(Gross National Happiness)国民総幸福と言う言葉があって、憲法にも国是として盛り込まれているんだって。
GDPが世界2位とか3位とかでも、何処かの国のように生活の質や精神的の豊かさを感じられないよりよっぽどいいのでは?
ブータンでは、環境多様性の指標では、川や山や土壌が汚れていないか、心理的幸福の指標では、ストレスを感じているか、家族ではお互いに助け合っているか、ゆっくり睡眠する時間を持てるか、教育には、民話の知識や理解力をはかる指標があるんだって。
では、今人気上昇中のブータンにちなんだ問題。ブータンの国旗に描かれている生き物は何か?
1.ドラゴン  2.ジャイアント  3.タイガー  4.ライオン
へー助もブータンに行きたいな。たまに山に行くと、また山にばかり行って、そんな暇があるならもっとしっかり働きなさい、だも。家の中も、日本の国もGDPではなくGNHの指標で政治をしたらどうかな?
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写真提供:富士国際旅行社 中野さん

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問題投稿 長野県 原村岳志さん

問題. ウォルター・ウェストンは宣教師として3度にわたり来日し、その間に日本アルプスはもとより、九州の山々、富士山を始めとして日本各地の山々にその足跡を残している。
さて、次の百名山のうち、ウェストンが登頂していない山を選びなさい。
> 1.剱岳 2.北岳 3.槍ヶ岳 4.鳳凰山
> 【正解】1.
> 【解説】ウェストンは、「日本アルプス登山と探検」、「極東の散歩場」、「日本アルプス登攀日記」などの著作をとおして日本の山々や山村の風俗・習慣を海外に紹介した。
また、日本山岳会の設立を提唱するなどして、日本の登山近代化にも貢献した。
 富士山を始め日本の高峰を数多く登っているが、剱岳を登頂した記録はこれらの著作からは見いだせない。
> 北岳には2度の登頂の記録があり、「甲斐の白根」、槍ヶ岳は試登も含め4回の記録
> が残っている。ウェストンが撮影したとされる坊主岩小舎の写真は有名である。
> 鳳凰山は芦安から登り、地蔵岳のオベリスクを初登頂している。広河原に下りた後、
> 北岳に登り、間ノ岳、仙丈ヶ岳を縦走して戸台に下っている。
>

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